日本国民からガン無視される対象者に選ばれたヒロインが法案適用期間である1年間を強く逞しく生きる漫画「くにはちぶ」の待望となる第3巻が配信スタート！
3巻はヒロインである道端たんぽぽの成長が強く感じ取れる内容となっています。また先輩とたんぽぽの感動的シーン、監督官である踏の過去、たんぽぽに迫りくる新たな敵などが収録。
涙を誘う名シーンであったり、新たな展開を向かえていく注目の内容となっています！
漫画「くにはちぶ」は電子書籍ストア「eBookJapan」で無料試し読みも可能となっています。
漫画「くちにはちぶ」3巻ネタバレ
無事に先輩を見送ることができるのか…！？
2巻からの続きでたんぽぽは無視されながらも3年生の卒業式を見送るため、吹奏楽部に出入りして練習の毎日。
コミュニケーションが取れないず、音も合わないので吹奏楽部の面々はたんぽぽを鬱陶しがる人間もいます。しかし、そんな中、たんぽぽをサポートする先輩が登場。「都よめな」といったたんぽぽの先輩です。
彼女は部員の士気を上げ、さらに法律違反にならないギリギリのラインでたんぽぽをサポート。
日本中からガン無視されて孤立しているたんぽぽを導いていきます。そして都のサポートをもあり無事に卒業式で吹奏楽を演奏しきり卒業生を見送ることに成功。
ここで一つの感動的名シーンが生まれます。
卒業生を無事に見送ることができたたんぽぽ。最後に自分を捨てず導いてくれた都先輩に感謝の言葉を伝えます。たんぽぽに接触した者は法律違反となり逮捕される設定ですが、都先輩は無視されながらもやり遂げ、頑張ったたんぽぽに接触を図ります。
たんぽぽに抱きつき、労いの言葉をかける都先輩。当然、都先輩は法律違反者として逮捕されることになりますが、粋な計らいを見せる都先輩に心打たれる名シーンとなっています。
監督官の意外な過去が判明…！？
その後、たんぽぽの友人である、あざみが少しでもたんぽぽの力になろうと「無作為選出対象者無視法」について詳しく調べていく事に。
しかし、意外な事実が判明するのです。
無作為選出対象者無視法の法案を詳しく記述した情報がない事に…。あざみはインターネットを活用して法案、過去の出来事を掘り下げていこうとしますが、無視法で起きた過去の意外な事件を知ることになります。
それは過去の無視法対象者が首相殺害未遂を起こしていた事、さらに対象者は殺されており、手を掛けたのが現監督官である踏であった事実を突き止めます。
表に出てこない情報を突き止め、クラスメイトの前で過去の事件について踏に問い詰めていく、あざみ。
その問いに答え、甘さを一切見せない踏にたんぽぽが恐怖を抱くシーンもあり！
ヒロインを襲う母親の憎悪
監督官の意外な過去が判明した裏で道端たんぽぽに憎悪、殺意を抱く人物が生まれていました。
それはたんぽぽを最後まで見捨てず導いた都よめな…その母親。
自分の娘が逮捕された事でたんぽぽに対して激しい憎しみ、憎悪、殺意を増幅させていたのです。精神的にも不安定になっており簡単に言えばヤヴァイ状態（笑）
そんな母親が終盤でたんぽぽの自宅を訪れ、たんぽぽ。たんぽぽの両親にある提案をします。両親は深く謝罪してたんぽぽを守ろうとしますが引き下がらない都の母親。
逮捕の原因となったたんぽぽにも謝罪を求めますが、たんぽぽは母親には謝罪しましたが、都先輩に対して謝罪せず感謝の言葉を母親に伝えることに。
その意図は都先輩に謝罪すれば先輩の行動が間違っている事になる。そう感じたから。
今までにない強い意志を見せてたんぽぽと都の母親は対峙していきます。
漫画「くにはちぶ」3巻の感想
3巻ではヒロイン、道端たんぽぽの成長がかなり強く感じ取れる内容となっています。その背景にはやはり、たんぽぽを導き、サポートした都先輩の存在が大きいです。
逮捕されて作品からフェードアウトされる形になりましたが、今まで登場したどんなキャラクターよりも魅力的で素晴らしく粋な先輩でした。
たんぽぽに抱きつき、労うシーンは本当に感動的。またその前後の親と生徒達とのやり取りも非常に涙腺を緩ましてくれる内容となっています。
一歩、強く逞しく成長したヒロイン。
憎悪と殺意に満ちた都の母親とどのように渡り合っていくのか、今後の見所です！興味が出た人は是非、チェックしてみてください。
くにはちぶ（3）
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