加藤キャシー先生が描く鬼獄の夜(きごくのよる)第1巻。
幼馴染である牡丹、茜、鷹介、晴馬の4人はある山奥でバーベーキュー。帰路につく中で山中で迷ってしまう事態へ。さらに迷子中、車両には得体の知れない化け物が張り付いてきて事故。
4人は山中にあった廃村で目を覚ましていく事へ。
廃村では得体の知れない化け物と顔無し鬼が跋扈。無残に殺されていく親友達…。ヒロインである牡丹、その彼氏である鷹介は無事に廃村から脱出する事が出来るのか…。
スリル満点のエログロ系ホラー漫画に仕上がっています!
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鬼獄の夜【1巻ネタバレ】
1話ネタバレ
天明2年。とある集落の悍ましい儀式が行われていく。そこでは女性を鬼の生贄にする因習があった。
場面転換。
牡丹、茜、鷹介、晴馬の4人はバーベキューを楽しむ為、山奥の清らかな川に辿り着いていた。ドジな牡丹をフォローしてラブラブっぷりを見せつけていく牡丹と鷹介。
2話ネタバレ
バーベーキューの準備を始めていく一行。牡丹が「鬼出没立ち入り禁止」といった看板が倒れている事に気づく。
オカルト好きな晴馬が語りだす。
この辺りには昔、贄取塚と呼ばれていて鬼に女性を捧げる儀式があった事を明かしていく。
バーベーキューも終えて4人は帰路へ。しかし、道なりに走っていたつもりだが車両は山道に迷い込んでいく。辺りを見渡すと昼間に見た鬼出没の看板だらけ。
さらに車のフロントガラスに異様な化け物が張り付いてくる。驚いてハンドル操作を誤る晴馬。車は崖から落ちていく。
3話ネタバレ
事故から意識が戻ると鷹介を抜いた3人は廃村に迷い込んでいた。鷹介だけ居ない事に混乱を見せていく牡丹。そして廃村の奥から「おーい」といった声が聞こえてくる。
鷹介だと思って奥へ進んでいく牡丹。
そこには顔に複数の目がついた化け物がおり、「おーい、おーい、くるよー」と意味深な言葉を放っていく。ちなみに化け物の声は鷹介そっくりであった。
化け物が「キタ」と発すると背後に突然、顔無し鬼が出現。
4話ネタバレ
3人を追いかけてくる鬼。
捕まったのは茜。牡丹に助けを求めるが恐怖で体が動かない。茜の窮地に動いたのは晴馬。
地面に落ちていた木の棒で撃退しようとしていく。
しかし、鬼は瞬間移動。晴馬の背後に回って、彼の腹部に腕を貫通させていく。そのまま脊髄を引っ張り出す鬼。晴馬は一瞬で亡き者へ。恐怖で体の動かない牡丹。
5話ネタバレ
晴馬との思い出が蘇りながら鬼に怒りを露わにする茜。落ちていた草刈り鎌で攻撃。
『あんたが晴を…この野郎…何が鬼だ!』
鎌に刺されて悲鳴をあげる鬼。その隙に目の前にあった蔵へ隠れる事にする二人。しかし、牡丹が鬼に捕まってしまう。茜に助けを求める牡丹。
茜の心の闇が明かされていく。
『なんで…全部、牡丹が悪いんじゃん』
鈍くさくいつも皆の足を引っ張っていた牡丹が実は気に食わなかった茜。牡丹を見捨てて自分だけ蔵に入り、扉を閉めていく。
6話ネタバレ
このままでは鬼に犯されてしまう。しかし、恐怖で力が入らない牡丹。意を決して行動しようとすると再び鬼が瞬間移動。
茜のいる蔵の中で鬼が出現。
再び鬼のターゲットにされる茜。恐怖に打ち勝った牡丹は蔵の扉を開けて自分を狙うように言葉をかけていく。茜を襲う事をやめて牡丹に近づく鬼であったが…スルーして蔵の外へ出ていく。
この隙に逃げる二人。
しかし、振り返って二人を追いかけてくる鬼。足を滑らせた牡丹は目の前にあった井戸の中へ落下してしまう。
7話ネタバレ
井戸の底には目の化け物。ここで気づく。化け物は聞いた声を真似する能力があると。鷹介の声をしていた化け物がいたので、彼はまだ生きていると。微かな希望が宿る牡丹。
そして化け物が井戸の隠された入り口から奥へ進んでいく。後を追う牡丹であったが階段の奥はトンネルのようになっており、無数の手が壁から突き出ている異様な光景。
勇気振り絞り、手の中を通過していく牡丹。奥には小さな部屋があった。
8話ネタバレ
部屋には廃村にまつわる情報が記されていた。昔から女性を鬼に捧げていた村。資料もあったので調べていくと鬼に関する情報を得ていく。
顔無し鬼は「動くものを優先」して襲いかかる習性が判明。同時に牡丹のいる部屋に顔無し鬼が現れてくる。
9話ネタバレ
鬼は牡丹の居場所に気付いていない様子。しかし、部屋にあった死体を切りつけた事で顔が牡丹に飛んでいく。驚きで声を出してしまう牡丹。
しかし、間一髪で冷静と平静を装って鬼を回避。すると鬼は部屋の中で座り込んで休憩していく。その隙に立ち去ろうと部屋を出る牡丹であったが鬼は牡丹に気づき、追いかけられる状況へ。
逃げ切れないと感じた時…蔵の扉が開いて引き入れられる牡丹。
蔵には鷹介が隠れていた。
10話ネタバレ
再会を果たす二人。
しかし、外には顔無し鬼で身動きが取れない状態。すると鷹介は合図をしたら全速力で走るぞと言い出す。
合図と共にスマホのアラームが鳴り出して、鬼はそちらに気を取られていく。その隙に蔵から出て逃げる事に成功する二人。途中で茜と合流。
牡丹は鬼に関する情報を共有。茜も一人で彷徨っていた時にメモ帳を拾っていた。メモ帳の中には車の鍵。希望を見出す鷹介は二人を蔵に残して一人で車両を探しに行こうとする。
しかし、鷹介の意見を否定。茜は二手に分かれて捜索を提案。この集落には東西に道があった。茜は西を自ら担当。牡丹と鷹介で東側を探索して欲しいとお願いしていく。
西側を探索する茜は車両を発見。同時に目の化け物が現れて「きたよ!」と言葉を発していく。
11話ネタバレ
牡丹と鷹介は自分達の大破した車からバッテリーを確保していく。新しい車に使う目的である。そんな中、どう鷹介は逃げていたのか尋ねる牡丹。
一番初めに意識を取り戻していた鷹介。鬼が現れたので牡丹達が襲われないよう囮になって先に奥地へ鬼を誘導していたのだ。
そんな話を聞いて自分の不甲斐なさに気付いていく牡丹。鷹介の前で大泣きしていく。
『牡丹…俺は死なないから牡丹は誰にも渡さない…鬼にもだ…』
しかし、銃声の音と共に鷹介の頭部から血が吹き出していく。一方の茜。鬼が現れてしまう。とにかく逃げようと車に飛び乗りエンジンを始動。かかったので逃げようとするも鬼に捕まってしまう。
12話ネタバレ
鬼に犯されそうになり必死で抵抗する茜。
気がつくと右腕が切断されていた。鬼に体を弄ばれていく茜。大声をあげて抵抗するも舌を引っ張り、もぎ取られる凄惨な状況へ。
死を意識する中で牡丹への未練や本当の気持ちに気付いていく茜。
『取られたくなかったのは鷹介じゃなくて牡丹だったんだ…バカだな…私…』
13話ネタバレ
何者かに銃で打たれた鷹介。幸い、こめかみをかすった状態なので命に別状はなかった。そして森の奥からは目の化け物が大量に押し寄せてきていた。
二人を取り押さえようと襲ってくる化け物。隙を見て牡丹と共に逃げ出していく二人。
『ここにはあいつらの他に…鬼達以外に誰かいる…』
下半身を引きちぎられて無残な姿になっていた茜。顔無し鬼から本体が現れて茜の体を食していく。そんな様子を見ながら自慰行為している謎の男が13話ラストに登場。
14話ネタバレ
ひとまず民家に隠れる牡丹と鷹介。
危険な状況であるが牡丹の優しさと鬼への嫉妬でムラムラとして牡丹を求めようとしていく鷹介。
すると民家の横を鬼が通っていく。気付いてはいなかったが鬼の異変に気づく牡丹。
鬼の体が一回り大きくなっていたのだ。そして右手には茜の物と見られる衣服を握っていた。東側の探索を辞めて西に戻っていく二人。茜の無残な姿を見て気が動転する牡丹。
騒ぐ牡丹の前に銃を持った謎の男が現れて一言。『五月蝿いよアンタ』…ここで1巻は終了である。
鬼獄の夜【1巻の感想】
エログロ系ホラー漫画である「鬼獄の夜」個人的にはテンポも良くて登場キャラの立ち位置もはっきりしているので非常に面白かったです。今後の展開にも期待できますね!
鬼が蔓延る山中で生き残った牡丹と鷹介は生きて帰る事が出来るのか…そして最後に登場した銃を持つ謎の男…。物語もしっかりとしているので骨太な内容となっています。
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