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漫画「君が僕らを悪魔と呼んだ頃」6巻ネタバレ!10年の時を得て再び悪魔に取り憑かれた主人公!?

君が僕らを悪魔と呼んだ頃(6巻)

さの隆先生が描く人気漫画「君が僕らを悪魔と呼んだ頃」最新刊となる6巻の電子版配信がスタート。1巻〜5巻の高校生時代を得て、6巻では10年後が舞台となっていきます。

生きて罪を償う事となった主人公の斉藤悠介ですが、10年後では爽やかな高校生時代から一変…ホームレスのように変わり果てた姿となり登場。

とある家族に寄生する事となる悠介。誰もが気づかない内に信頼を勝ち得ていき、問題はありながらも一生懸命に生きていた家族を壊し始めていきます。悪魔としての悠介は消え去っているのか…それとも再び悪魔として生き延びているのか…。心理の読めない悠介が一層怖さを増して新章が開幕していきます!

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漫画「君が僕らを悪魔と呼んだ頃」6巻ネタバレ

悪魔に怯える家族を救う悪魔…!?

6巻から新たなに登場する人物が藤森一家。長男の蒼志、長女の茜、次女の緑といった3人。親から愛情を受けずに育った3人は20歳である蒼志を一家の大黒柱として身を寄せ合い一生懸命に生きる家族。

そんな家族の幸せを壊そうとする人物が彼らの父親。

遊ぶ金欲しさに久しぶりに3人の前に顔を出してきます。女子高生である茜を襲おうとしていたり、蒼志が働いて得たお金を平気な顔で脅し持ち出そうとするクズ親。

父親に痛めつけられる兄と姉を見た次女の緑は助けを呼ぶ為に夜の街を闊歩していきます。そこで出会うのが姿変わり果てた斉藤悠介。緑は悠介に助けを乞い、悠介も応えていきます。

父親に痛めつけられる二人の前に現れる斉藤悠介。彼の得体の知れない雰囲気と眼光によって今までにない恐怖を感じた父親が一目散に退散。

この出来事を機に身寄りのない悠介に蒼志は暫くの間、同居の提案をします。見ず知らずの他人といきなり同居しようとする理由を聞いた悠介。納得して奇妙な同居生活が開始されていきます。

長女の奇襲事件は自作自演だった…!?

家族が4人だったかのように錯覚させるまで溶け込んでいく悠介。しかしながら、悠介と同居に潮時を感じていた蒼志。同居解消を切り出そうと悠介を呼び出しますが、突如思わぬ事態が発生…。

それは長女・茜のSOS信号。
悠介の携帯に茜から突然「助けて」といった連絡が舞い込んできます。

何もか不明な二人組に襲われて拉致されそうになる茜。間一髪の所で悠介と蒼志が登場して最悪の事態を免れます。悠介は一人で二人組を探しに徘徊。蒼志も茜が落ち着いた後に悠介のサポートをする為、街を探し回っていきます。

蒼志はようやく悠介の居場所を発見しますが不穏な現場を目撃してしまう事に…。

茜を襲った連中に似ている人物に金銭を渡し、不敵な笑みを見せる悠介。再び家族を助けられた事で同居解消を破棄して家族として迎え入れようとしていた蒼志は複雑な心境へ。

気持ちの整理が付かなかった蒼志は直接、悠介に目撃した出来事の真相を追求していきます。

居心地の良い場所を見つけて手放したくない為に自作自演…。蒼志の思い描いた最悪のシナリオを口にしていく悠介。『な〜んてな…』蒼志の考えを見透かすかのようにヘラヘラと本心を見せない悠介。

ここで蒼志の怒りが爆発。
すると別人のように人が変わり、泣きじゃくりながら事の真相を弁明する悠介。金銭を渡した人間は昔馴染みの知り合いで借りていた金を返していただけと説明。茜を襲った人物達とは無関係である事を強調していきます。

悠介を許し、信じる事を決意する蒼志でしたが悠介に対する気持ちは以前と違う物が生まれていました。そして蒼志が去り、顔を拭う悠介。その顔は悪魔のような笑顔…。

ダム事件の渦中に斉藤悠介…!?

一方、ダムからあがった二人の死体を捜査する刑事が二人。

豊田大と豊田千恵…周りからの聞き込みで仲の良かった夫婦が何故、死体となって発見されたのか奇怪な事件を追求していきます。

隣家の人間に聞き込みをした際、不思議な話を聞くことに。

夫婦は飼っていた犬(ユーちゃん)が行方不明になってから『新しいユーちゃんを拾ってきた』と証言。新しいユーちゃんは人間であり、彼が来てから夫婦はおかしくなっていったと語ります。

状況がシンクロしていくてダム事件の夫婦と蒼志の家族。斉藤悠介は意図的に取り憑いた家族を壊しているのか…それとも…。

漫画「君が僕らを悪魔と呼んだ頃」6巻の感想

君が僕らを悪魔と呼んだ頃(6巻)

悠介の心情は語られず、不穏な表情でのみ真意が描かれていきます。10年前に生きて罪を償う覚悟を決めた悠介。時を得て再び悪魔が彼に取り憑いたのか…。

それとも目に見えない何かが作用して悠介の関わる人間を不幸に追いやっているのか…。

まさに見えない恐怖が押し寄せてくる新章。悠介が悪魔と思わせる為の著者のミスリードに見えなくもないですが時折、見せる悠介の表情が不穏過ぎて悪魔のままでは…と思わずに要られません。

初期の頃の「こいつ…過去に何をしたんだ…」といった得体の知れない恐怖を漂わせていた「君が僕らを悪魔と呼んだ頃」に戻った印象。再び斉藤悠介の動向に目が離せない展開となりました☆彡

君が僕らを悪魔と呼んだ頃

君が僕らを悪魔と呼んだ頃(6巻)

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