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SNSに酔いしれる女たち【ネタバレ】嫉妬女・勘違い女・暴走女のSNS系ヤバ女オムニバス!

SNSに酔いしれる女たち

電子書籍ストア「BookLive」が運営する漫画レーベル・NINOで人気と話題を振りまくSNS系漫画「SNSに○○女たち」に最新シリーズが登場。今度は「SNSに酔いしれる女たち」をテーマに狂喜乱舞して絶望する女性達が描かれていきます。

今回は1冊に3つのエピソードが収録。ちなみに各話を区切った分冊版タイプも販売されています。筆を握るのは縛先生、美山薫子先生、廻先生の3人。

イイネの快感に目覚めて暴走していく女、後輩の幸せに嫉妬していく女、可愛いを武器に距離を縮める女…。多種多様でSNSを絡めた濃厚な人間ドラマが繰り広げられる話題のオムニバス集!

外れのないエピソードの連続で控えめに言ってもSNS系漫画の中で超良作!気になった人は是非、チェックしてみて下さい!

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SNSに酔いしれる女たち【ネタバレ】

SNSに酔いしれる女たち

ここで「SNSに酔いしれる女たち」に収録されている3つのエピソードを切り取って見所や内容をご紹介していきます!

愛され彼女の憂鬱

縛先生の描くエピソード。
ヒロインとなる女性は会社員のサエ。彼氏と一緒に撮ったキラキラ写真。しかし、その裏には彼女の苦悩や葛藤があった。実は彼氏と上手くいっていなかったサエ。

そんな中でも会社の後輩達は姉御的存在であるサエに恋愛相談を持ちかけていく。

自身の恋愛は置いておいて、後輩達を励まし、慰め、背中を押していく良き先輩を演じるサエ。そんな彼女に尊敬の眼差しを向ける一人の後輩・カナ。

カナは自身の恋愛事情をサエに打ち明けていく。そんな話をした束の間、カナに彼氏が出来る事へ。

奥手な後輩に彼氏が出来た事を喜ぶサエであったが、彼女が得た幸せに心がモヤモヤする気持ちを抱えていく事へ。その後、カナから恋愛相談を受けるとノロケ自慢のように聞こえてしまうサエ。

彼女はアドバイスと言うよりもカナの不安を煽る言葉ばかりを列挙していってしまう。

自分が嫌な女になっている事を自覚しつつ、サエは彼氏から別れの言葉を告げられていく。周りは幸せ…自分は不幸…。それが許せなかったサエは後輩たちの恋愛を破壊しようと嫉妬に狂い、確証もない嘘を並べ立てて不安を煽っていく。

しおり、マナといった後輩にドン引きされ、相手にされない中、最後のターゲットに選ばれるカナ。サエはカナの彼氏が浮気している可能性あると確証もない嘘で不安を煽っていく。

しかし、いい加減かつ度が過ぎるサエに後輩ながら怒りを見せていくカナ。そこで自身が失恋して苦しくて精神的にパンクしている事を打ち明けていくサエ。

最後はカナの優しさがサエを救っていき、2人の間に友情が芽生えていき、めでたしである。

みんな私を好きになる

美山薫子先生の描くエピソード。正直、こんな女は怖いと思わてくれる内容。ヒロインは自身を可愛いと愛してやまないモモカ。

モモカは偶然、高校卒業以来に同級生である純(女性である)と遭遇。純は大学の後輩である祥平のゼミ相談に乗っていた。イケメンである祥平を見るなり、ぶりっ子をかましていくモモカ。

彼の特徴、身につけている物を頭に叩き込んでいくモモカはその後、SNSにて自力で祥平のアカウントを発見。早速フォローしてメッセージを送信。

フォロー返し&メッセージ返しが来た事で脈があると思っていくモモカ。

彼女の思考は段々と祥平=私のことが好き…と思い込んでいく。そして祥平のSNSを逐一チェックしていると『暇になった』とSNS投稿していた。この投稿は自分を誘っていると思い込んでいくモモカ。

彼の居場所を突き止めて連絡もなしで、祥平の前に現れていく。誘っている気すらなかった祥平。モモカの行動に対してドン引きである。一瞬で「やばい女」だと悟った祥平。理由をつけてモモカから離れていく事へ。

純に相談する祥平。
彼女の人間性を教えてもらった祥平は今後、絡まれないように彼女とのツーショット写真をSNSへ投稿。諦めてもらおうと行動に出ていく。

しかし、モモカの勘違い具合は想像以上であった。祥平の彼女は自分より可愛くない=好きじゃないのかも…。常人にはちょっと理解不能な思考を張り巡らせていくモモカ。

彼女の絡みは終わる事がなく、エスカレートしていく。再び祥平の前に現れたモモカ。ベタベタして勝手に彼女といつ別れ話をするのか祥平に問いかけて行く。

もうどうしたら良いのかわからない祥平。言葉が出てこない。そこへ純が登場。モモカを黙らせるべく、高校時代にモモカの陰口を叩いていたチャットグループのメッセージを彼女へ見せていく。

純からは「もう勘違いお姫様はやめろ」…祥平からはキッパリと迷惑だと伝えられるモモカ。

これで改心するかと思いきや、SNSで発見した暇している新たなイケメンの所へ向かっていく事へ。まったく懲りてない勘違い女が描かれていき、幕閉じとなる。

イイネ≠好き

廻先生の描くエピソード。SNSで付けられる『イイネ!』は決して好きではない。ノットイコールである事を伝えていく作品。

ヒロインはレトロ喫茶店マニアである素子。
彼女の趣味はレトロな雰囲気が漂う喫茶店を巡り、写真を撮ってはSNSに投稿していく事。周りの友人から理解されない自己満の世界であったが、ある時、レトロ喫茶で大学のインフルエンサー的存在である蛍と遭遇。

写真を褒め称えられてSNSをフォローされていく。そして蛍は素子のSNSアカウントに「イイネ!」を送っていく。

この日から素子を囲む状況が一変。
蛍がイイネした事で素子のSNSがバズっていく。鳴り止まない通知に留まる事を知らないイイネの数。

趣味を理解してもらえなかった友人達も手のひら返しで素子の写真を褒め称えていく。これでイイネの快感に目覚めてしまった素子。目的が手段となって、SNSがバズるからレトロ喫茶の写真を投稿するようになっていく。

この素子の写真に異議を覚えたのが蛍。
蛍は素子にイイネの為に写真を撮っている事が気に入らない事を伝えていく。そこには喫茶店を愛する感情が見えてこないと…。

SNSに心を支配された素子に蛍の声は届かず、忠告を無視してSNS投稿していく素子であったが、次第にイイネの数は減少。この理由は同じ喫茶店ばかり、写真をアップしているからである踏んだ素子。

新たなレトロ喫茶に足を運ぶがそこは撮影禁止の貼り紙。素子は喫茶店のルールを破って撮影。しかし、撮影した事がバレてしまう。同時に学生証を店に落としていた素子。

大学側に注意も入って教員から呼び出しを食らい、次は停学。それでも止めないなら退学を通達されていく。

そんな中、素子のSNSを褒め称えていたキラキラ集団と遭遇。相手はこちらに気づいておらず、素子の悪口を叩いていた。彼女に対するイイネ=好きではなく『もうどうでもイイネ!』と面白おかしく素子をディスっていくキラキラ集団。

精神的ショックを受ける素子の前に蛍が現れてくる。

そしてキラキラ集団に一喝する蛍。その後、蛍は本当に蛍の撮る写真が好きである事を伝えていく。蛍の優しい言葉に励まされて、我を取り戻し、本当に大切なものに気づいていく素子。

めでたし、めでたしである。

SNSに酔いしれる女たち【感想】

SNSに酔いしれる女たち

今回も収録されている3エピソード共に外れなしで非常に楽しめた一冊。個人的に美山薫子先生が描いた「みんな私を好きになる」のヒロインであるモモカには恐怖を感じましたね。

まだ親しくもなってないのにグイグイと距離を縮めて来られると、ちょっと引いてしまいます(笑)

SNSをやっている人であれば共感、わかりみ度合いが非常に高い漫画。また実際にSNSに蔓延るヤバイ女達の生態も漫画で学べたり、知る事ができる作品なので非常に面白いです!

興味が出た人は是非、チェックしてみて下さいね!

SNSに酔いしれる女たち

SNSに酔いしれる女たち

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