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復讐の教科書【1巻ネタバレ】憧れの教師と入れ替わって復讐制裁スタート!?

復讐の教科書

漫画「復讐の教科書」は原作:廣瀬俊先生、漫画:河野慶先生のタッグで描かれる作品。漫画のベクトルを簡単に紹介すると入れ替わり×復讐モノである。

主人公は高校生の黒瀬良太郎。彼は教師になる事を夢見ており、担任教師である白鳥先生に憧れを抱いていた。

同時に彼はクラスメイトから凄惨な苛めを受けており、耐える日々が続いていく。そんなある日、黒瀬と白鳥先生の運命を分ける出来事が起こる。

生まれ変わった黒瀬はいじめっ子達に復讐を決意して実行に移していく。では、各話の内容を見ていきましょう。

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復讐の教科書【1巻ネタバレ】

復讐の教科書

復讐の教科書・電子単行本1巻には第1話~6話までが収録。

1話ネタバレ

主人公である黒瀬は皆の人気者である担任教師・白鳥先生に憧れを抱いていた。その一方、放課後になるといじめっ子に呼び出されては拷問に近い苛めを受けていた。

苛めグループのリーダー格である不道といった男子高校生は教師が来ても上手く立ち回って黒瀬いじめを隠していく。誰にも助けてもらえない中、黒瀬は退学する決意をしていく。

しかし、母親に退学届を見られてしまうと逆ギレされて結局、退学する事が出来ず、いつもの日常が黒瀬を襲っていく。

唯一、黒瀬の様子が心配で声をかけてくれる白鳥先生。黒瀬はスコップ片手に険しい表情でどこかへ向かおうとしていた。そんな彼を引き止めて、考え直させる白鳥先生。

翌日になると白鳥は対策としてクラスに目安箱を設置していく。しかし、これが逆効果。いじめっ子達は黒瀬が教師にチクったと考えて苛めがより一層エスカレート。

屋上に呼び出される黒瀬は証拠隠滅の為に自殺を強要されていく。動揺で足を滑らせてしまう黒瀬。落ちる間際…不道から顔に唾をかけられていく。

黒瀬『絶対に許さない』

不道『許してもらおうなんて思ってないんですけど』

屋上から真っ逆さまに落ちる黒瀬。地面に上履きが落ちていたので拾おうとする白鳥先生。そこは丁度、黒瀬の落下地点であった。両者共に頭部がぶつかり合ってしまい重症を追っていく。

7日後。
黒瀬の体は意識不明の重体であった。白鳥は1週間で退院。学校にも姿を現していく。白鳥は不道と接触。

『教師として戻って来た甲斐があったよ』

そう呟く白鳥にどこか違和感を感じていく不道。白鳥の体であるが意識は黒瀬になっていたのだ。頭部をぶつけあったショックなのか…原因は不明だが黒瀬は白鳥先生の体に意識が入り込んでいた。

『これは好機だ…白鳥先生ほどの人気と信頼があれば僕をこんな目に遭わせた5人にやり返す事ができる』

白鳥の体に転生した黒瀬。
苛めグループに属する5人に復讐を決心していく。

2話ネタバレ

白鳥になった黒瀬の最初のターゲットは苛めグループの遊井といった男子高校生。彼は画家になる事が夢であった。復讐をするならその人にとって意味のある痛みを与えるべきだと考えていく黒瀬。

まずは遊井が描いた不道の肖像画にいたずらをしていく。

そして体育の時間に女子の下着が盗まれる事件も発生。遊井の絵画の件も合わせて風紀が乱れていると言って黒瀬は持ち物検査を行う。ここで遊井の鞄から女子の下着が見つかっていく。

心当たりのない遊井…当然である。
黒瀬が体育の時間に遊井にわざと仕込んでおいたのだから…。

放課後、黒瀬はネネ先生と一緒に遊井を事情聴取である。盗んでいないので必死に否定する遊井。黒瀬も遊井を安心させるために俺が疑ってないと言いつつ、彼に脅しをかけていく。

『ネネ先生にも信じてもらわないと停学処分だ…画家にあんる夢にも支障が出るかもしれない』

遊井を信頼している素振りを見せつつ、アドバイスをしていく黒瀬。

『無実を証明するなら真犯人を見つけるしかない…だが真犯人が本当の犯人である必要は無いんじゃないか?』

でっちあげを推奨するような含みを持たせた発言をして遊井を踊らせていく黒瀬。

その後、遊井はクラスメイトの藤川に罪をなすりつけようと女子の下着を藤川の鞄に入れていく。しかし、最高のタイミングでねね先生が教室に訪れる。そして遊井が藤川のバッグに下着を入れようとしている現場を目撃。

遊井はねね先生に捕らえられていく。黒瀬の策略は上手い具合に進行。

『さぁ、本物の炎上劇を始めよう』と意気込んでいく。

3話ネタバレ

無実を証明しようと他人に罪をなすりつけようとしていた遊井。そこをネネ先生に見られてしまって再び会議室に呼び出されていく。頭を悩ませる素振りを見せつつ、計画を次の段階に移していく黒瀬。

彼は遊井を犯罪者に仕立て上げて裁こうとしている訳ではなかった。目的は遊井の夢を叩き潰すこと。

画家になる夢を応援しようと思っていた…そう告げていく黒瀬。差し出すのは高級なペンである。喉から手が出る程のペンの欲しかった遊井。

罪をなすりつけようとした罪を認めた上で自分が下着泥棒ではない事を伝えていく。遊井を擁護していく黒瀬。ネネ先生も根負けして放課後までに真犯人を見つければ上への報告はしないと約束していく。

ネネ先生『もう…黒瀬くんの件といい2年B組は問題が起きすぎですよ』

遊井『あんな奴と一緒にしないでしょ…黒瀬はただの自殺でしょ?』

遊井の言葉を聞いて、彼を殴っていく白鳥先生(中身は黒瀬)反省の色が見えないと遊井を叱咤していく。同時に監視カメラで怪しい人物を特定したと嘘を伝える黒瀬。

遊井の期待を膨らませつつ、放課後に再び対面する二人。しかし、監視カメラの映像データが消えていたと遊井に伝えていく。絶望状態になる遊井。もう一度USBで確認してみようと言って、黒瀬は遊井をゴミ置き場に誘導。

一方、ゴミ置き場では掃除のおじさんが焼却炉で個人情報の書類やデータ類を燃やしていた。その中にUSBメモリを発見する遊井。燃える前に取ろうと焼却炉の中に右手を突っ込んでいく。

彼の右手に炎が引火。
燃えていく遊井の前に現れる黒瀬。そして本性を露わにしていく。苛められていた当時、遊井から受けた言葉をまったく同じく返していく黒瀬。

『得意の絵が描けないんじゃ君に存在価値なんてねぇだろ!』

見た目は白鳥先生だが、中身は黒瀬だと気付いた遊井…『ゆるじでぐろぜ…』と助けを乞うが…。

『イジメた奴は報われちゃあいけねぇんだよ』

体の右半分が焼け焦げた状態の遊井であった。

4話ネタバレ

女子生徒の美谷と接触していく黒瀬。実は彼女の下着を利用して遊井を嵌めていたのだ。心で美谷に懺悔しつつ、次なるターゲットの情報を探り出そうとしていく黒瀬。

美谷の彼氏について探りを入れていく。

部活に精を出しつつ、自分の思い通りに行かないとブチ切れるキリコ。彼は不道率いるイジメグループの一員である。部活が終わると仲間と遊ばず直帰するキリコ。

彼の向かった先には美谷が待っていた。美谷の彼氏はキリコだったのだ。美谷の前では皮を被っていたキリコ。そんな彼に美谷が切り出していく。

『何か悩んでいる事はない?あるなら言ってね…私、力になるから』

キリコが悩んでいる事は黒瀬をイジメていた事がバレるかもしれない…といった事であった。そんな事を美谷に言えるはずがないキリコ。空元気で誤魔化していく。

『僕を転落事故に追いやっておきながらそれを隠して青春を謳歌しようなんて虫が良すぎるだろ…』

キリコに対して沸々と怒りを湧きあげていく黒瀬。美谷を利用してキリコへの復讐を計画していく。

5話ネタバレ

キリコに苛められていた過去を思い出しながら復讐の準備を進めていく黒瀬。場面は日曜日。白鳥先生扮する黒瀬は美谷と二人きりでカフェにて相談を受けていく。

そこで黒瀬は美谷にキリコが浮気している可能性があると示唆。不安を煽っていく。

翌日、思い通りに事が運んでいく黒瀬。美谷のもとへ向かおうとするキリコを呼び止めて「黒瀬のイジメについて」で彼に話を聞くことへ。キリコにとってイジメの話は急所。絶対に断れないのだ。

そして美谷にイジメの事で呼ばれていたなどと話せやしない事を理解している黒瀬。キリコに美谷へ嘘を付かせることを誘導。

黒瀬はキリコと共にイジメグループの紅一点、くるみも呼んでいた。会議室での話を終えてキリコとくるみは一緒に外へ出ていく。そこで学校へ戻ってきた美谷と鉢合わせ。

美谷はキリコとくるみが裏で浮気していると勘違いをしていく。その後、美谷は白鳥先生宅に訪れてくる。ここまで白鳥の中にいる黒瀬の思惑通りであった。

『ありがとうキリコくん…思ってたより早く来てくれたよ…君が大事にしてる絆の一つを頂きます』

6話ネタバレ

キリコへの復讐が順調に進んでご満悦の黒瀬。キリコとくるみの関係を見てショックを受けた美谷が自宅に訪れてヒステリックを見せていく。そんな彼女に黒瀬はキリコと交際する経緯を聞き出していく。

白鳥扮する黒瀬に過去を明かしていく美谷。彼女は過去、苛められていた事を明かす。そんな時に弱かった自分を強くしてくれようとしたのがキリコだったと明かす美谷。

『ぼくをイジメてた事を棚に上げて…彼女を口説く為に都合の良い言葉を並べただけだろ』

そんな思いが過ぎっていく黒瀬。そして美谷に自分の考えを伝えていく。苛められている人が弱者ではない。苛める奴が弱者を作ると語る黒瀬。

『群れて攻撃することしかできないイジメっ子より孤独に戦った君の方が強いに決まってるよ』

先生の言葉に救われていく美谷。
そして見つめ合う二人。黒瀬は美谷へ顔クイをしてキスをしようとしていく。そこへタイミング良くインターホンが鳴る。カメラで玄関前を見ると経っていたのはキリコであった。

何故、キリコが白鳥先生の自宅に来たのか意図が不明であった。居留守を使って誤魔化そうとするが玄関前で居座るキリコ。

部屋の奥から心配になった美谷が出てくる。その声に気付いて居留守を使っている事を察知するキリコ。さらに玄関の鍵が開いており、中に入ってこようとするキリコ。

想定外の事態に焦りを感じる黒瀬であった。1巻はここで終了。

復讐の教科書【1巻の感想】

復讐の教科書

本当にクズいイジメっ子達に制裁を加えていく漫画。順調に復讐出来ているかと思えば1巻終盤では想定外の事態が起きて追い込まれた表情をしていく主人子の黒瀬。

王道な学園系の復讐物語。
興味が出た人は是非、チェックしてみてくださいね☆彡

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復讐の教科書

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