漫画「大蛇に嫁いだ娘」単話版の第9話をご紹介！
今回で遂に冬を超えて春が訪れる。
つまり大蛇がミヨのもとへ帰ってくる場面が描かれていく。さらに妊娠をしたと思っているミヨ。大蛇へ打ち明けていくと意外な返答で驚きを受けていく事へ。
大蛇に対する恐怖や怯えも消えて…逞しくなったミヨも描かれて二人の距離が進展しているのが見て取れる内容。
取り敢えずは大蛇も帰宅してミヨの不安も払拭されるので安心できる内容に仕上がっている！
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大蛇に嫁いだ娘【8話ネタバレ】大蛇への恐怖や怯えがなくなって初めてのキスで距離が縮まる！？
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大蛇に嫁いだ娘【9話】ネタバレ
酷くやつれた表情をしているミヨ。
お腹に子を宿した事がショックで現実をまだ受け止められないでいた。
そして春が訪れる。
屋敷に戻ってくる大蛇。緊張した面持ちで扉を開けて帰宅。
『ただいま…』
すると食事を手にしたミヨが大蛇を迎えていく。行儀の悪さに気づくと同時に冬眠生活を終えた大蛇を笑顔で迎えるミヨ。
お腹が減っているであろう大蛇にミヨが自らご馳走を提供すると言って山へ。
鹿を二匹捕まえて一匹ずつ食べる事へ。
『逞しくなったなぁ…』
冬を超えて逞しさが増したミヨを見て関心する大蛇。そしてミヨは少し畏まって夜に話たい事があると切り出していく。
鹿の腸抜きをした後…気分が悪くなって木陰で休むミヨ。そのまま大蛇が屋敷まで運んでくれて布団に入って休む事へ。
『話というのも今度にしようか？』
ミヨの体調を心配して話の日程をズラすか問う大蛇。ミヨは今日話をする事を告げる。大蛇が一旦部屋を出ていくと泣き出すミヨ。
彼女の中で不安が訪れていく。
自分に子供を育てる事が出来るのだろうか…自分は母親から何も愛情を貰っていない…何も教わっていない…そんな自分が子供を育てられるのか…漠然とした不安があった。
『この子にはあんな想いさせるもんか』
決心をして体調も良くなったので大蛇へ話をするミヨ。お腹に子供がいる事を告げていく。
不安はあるが精一杯子供を育てる決意を固めた事を大蛇に告げていくミヨ。
『子は…腹の子は誰の子だ？』
思いもよらぬ大蛇からの言葉。
何か食い違いを見せていた。ミヨは正真正銘…大蛇の子供であると告げていく。しかし、大蛇に子供を宿すような事をした出来事に身に覚えがなかった。
ミヨは口づけで妊娠すると思っていた。
大蛇程の力を持った生物なら口づけで人間に子供を宿す事は容易いのだと勝手に勘違いしていたミヨ。
『ミヨ…私は神様じゃない…ただのでかい蛇だ』
口づけで妊娠させる事など不可能であると告げていく大蛇。
ミヨの妊娠は勘違いであり…生活が変わったので生理に遅れが来ているのではないかと推測。一気に悩んでいた自分が恥ずかしくなっていくミヨ。
二人は笑い合っていくと同時にミヨから涙が溢れる。自分の不安だった気持ちを吐露すると大蛇が彼女を慰めていく。
『子育ては二人でするものだろう…私もいるんだから安心しなさい』
子供のことはこれからしっかりと考えていこうと告げる大蛇。ミヨも受け止めていく。
『つまり…しても良いってこどだな…』
小さく頷くミヨ。
彼女の遂に心を開きつつある事に嬉しみを感じる大蛇。ミヨの中で既に大蛇に抱いていた恐怖や怯えは消え去っていた。
ただ一点…ミヨにもう一つ漠然とした不安があった。それは自分達が間に出来る子供は一体何が産まれてくるのだろうか…。そんな不安を抱えながらこの日はぐっすりと眠りにつくミヨ。
ここで第9話は終了。
大蛇に嫁いだ娘【9話】感想
いくら山の主でも口づけで人を妊娠させる事は不可能だった。やはりミヨの勘違いだった模様。ただミヨの中で確実に大蛇の恐怖が払拭された事が伺える内容であった。
冬を超えて逞しくなって二人の距離がグッと近づいた雰囲気。
同時に宿す子供は人間なのか…蛇なのか…さらに冬が終えたので謎の僧侶も大蛇のもとへ訪れてくるだろう。この先どんな波乱が満ちていくのか…。本当に続きが楽しみな漫画である！
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