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電子書籍における漫画の分冊版(マイクロ版)とは?

最近ではどの電子書籍ストアでも分冊版、もしくはマイクロ版と称した電子漫画を配信しています。今回はその分冊版、マイクロ版と呼ばれる電子書籍の形態が一体なんなのか解説をしていきます。

まずは電子単行本である「巻」と電子書籍特有の配信方法である「分冊版」の違いを見ていきましょう。

巻と分冊版(マイクロ版)の違い

電子書籍の漫画における巻とは?

所謂、電子単行本と呼ばれるのが巻です。紙版の漫画で例えるなら単行本です。

1巻の中に複数の話が収録。単行本の漫画と言えば、このタイプが一般的であり、イメージされると思います。

電子書籍の漫画における分冊版とは?

では、分冊版。マイクロ版とも称されるようになってきました。

こちらは巻の中に複数収録されいる話を1話ずつ切り取って販売しています。そのため、ストア内で「分冊版1巻」と称されていれば、その漫画の第1話のみが収録されていると捉えましょう。

分冊版と巻配信の漫画に価格差はあるのか?

結局のところ、複数話が収録されている、各話ずつ収録されているかの違いで漫画の内容が変わっている訳ではありません。

そして気になるのが価格だと思います。
目に見える価格は当然ですが、分冊版の方が安いです。1冊あたり50円〜200円前後が主流でしょうか。

この答えですが巻に収録されている話数分を分冊版で購入すれば同等価格になる漫画もあれば、分冊版の方が割高になってしまうケースも最近では増えてきました。

以下の例で見てみましょう。
取り上げる電子マンガは「SNSに沈む女たち」にします。こちらはSNS系漫画でも大人気を誇るシリーズ物の作品です。

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SNSに沈む女たち(巻版)では3つのエピソードが収録されています。

ポイント

  • 巻版の価格:440円(税込)
  • 分冊版の価格1冊:165円(税込)

分冊版の方が1話ずつの切り売りなので巻版と同じエピソードを読むなら分冊版3冊を購入する必要があります。そして分冊版で3冊を購入すると合計価格は495円になります。

このように内容が同じでも分冊版で購入した方が割高になるケースも存在しています。逆に巻の方が高くなるケースは今まで見た事がないので全話読んでいくつもりであれば巻の方がお得なケースもあるので見極めましょう。

電子漫画の分冊版を購入するメリット・デメリット

メリット

  • 巻よりも配信が早い
  • ページ数が少ないのでサクッと読める
  • 1冊あたりの価格が安い
  • 見逃した話だけピンポイントで購入できる

個人的に分冊版の一番の恩恵は配信が早いことだと感じています。巻は必要な話数が揃わないと電子単行本(巻)としては配信されません。しかし、分冊版であれば1話が書き終わっていればデジタル化して配信が可能です。

その為、最近では分冊版を先に配信。後から巻版が配信される仕組みが増えてきました。

読みたい漫画を分冊版なら先行して読める事が最大のメリット。また月刊誌や週刊誌で見逃した話がある場合はピンポイントで読み返す事ができるのも魅力だと思います。

デメリット

  • 割高になるケースがある
  • ボリュームが少ない

前述した通り、分冊版の方が割高になるケースもあります。これはどちらがお得か同等なのか…購入前に見極める必要があります。そして分冊版は1話ずつ切り売りなのでページボリュームが非常に少ないです。

1冊あたり、20ページ〜30ページ前後が平均的でしょうか。

読み応えに関しては物足りなさを感じる人も少なくないはずです。私個人ですが基本的には巻版を購入。どうしても先行して読みたいような漫画がある場合は分冊版を購入するようにしています。

ただ、最近は電子単行本(巻)を配信せずに分冊版のみを配信する漫画も増えてきています。

巻と分冊版では読み方(閲覧)に違いはある?

一昔前は分冊版タイプはコマ読みを扱っていた電子書籍ストアもありますが、現在は分冊版タイプであってもページ読み、コマ読みを選択できたり、ページ読みのみに切り替えたケースが多いです。

巻と分冊版によって読み方が大きく異なる事はありません。(ただ、私も現存する全ての電子書籍ストアを利用している訳ではないので未だにコマ読み採用のストアはあるかも…)

まとめ

  • 分冊版は話の切り売りである
  • 分冊版の方が割高になるケースがある
  • メリットもあればデメリットもある
  • 読み方の違いはなくなってきた

最近では電子漫画を分冊版(マイクロ版)として先行配信するケースが非常に増えてきました。電子漫画に慣れていない人だと巻と分冊版の違いがわからない人も多く、巻と分冊版を二重買いするケースもあるようです。

中身の内容は一緒で販売形式の違いになるのでダブリ購入をしない為にも巻、分冊どちらで読み進めていくのか購入前に決めておきましょう。

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