漫画「レス～狩る女～」前編のご紹介！
以前にご紹介した「レス～幸せなんてなかった～」の別シリーズである。ちなみに漫画を描く作者も変わっている。こちらは「ヒル」「SEED」などを描いた今井大輔先生が筆を握っていく。
主な登場人物はサラリーマンの立花。同僚OLの田中の二人である。
前編はセックスレスを話題に田中の持つ結婚感、恋愛観などに立花が圧倒されていく。そして終盤にて田中にセ○クスの誘惑をされていく事へ…。立花の価値観は破壊されていくのか！？
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レス～狩る女～【前編】ネタバレ
冒頭、立花と田中は居酒屋にて二人で飲んでいた。そして田中から尋ねる。
『セックスレスの解決法はセックスだと思いますか？』
ここに至るまでの経緯が明かされる。時間は3時間前に遡っていく。
立花は上司の課長に相談を持ちかけていく。妻とのセックスレス問題にである。課長の返答は至ってシンプルであった。
『風俗行け…終わり』
課長はある例え話を立花に告げる。要は性欲があるならそれを仕事にしているプロに頼んで解消するのがベストだと。確かに性欲処理に関してはそれで片付く。
しかし、妻とのレス問題の解決にはならないと訴える立花であった。
そんな話をしている二人の前に田中が現れる。彼女から詰められていく立花。以前に仕事を代わってあげたのでお礼のランチがまだないと…。
『私…タダ働きはしない主義なんで報酬は必ず請求しますから』
立花と田中のやり取りを見てニヤつく課長。立花に田中で性欲処理してみてはどうかと伝えていく。怒って立ち去る田中。
仕事も終わりに近づくと妻から連絡。彼女はこの日、友達と夕飯を食べていきたいと伝えられる。どうぞとOKサインの田中。
課長がやり取りを見ており、田中に伝えていく。
『田中ちゃーん…立花が今夜おごってくれるってさ』
タイミング的にも丁度良かったので立花は田中を連れて仕事を代わってもらったお礼のディナーを奢ることへ。
そして二人は居酒屋に足を運んでいく。
他愛もない会話から昼間の課長とのやり取りを耳にしていた田中は突っ込んでいく。
『昼間のアレなんですか…私のこと…性欲処理の何かって』
誤解を招かないように立花は事情を説明。課長に妻とのセックスレス問題の相談を持ちかけて拗れた事を伝えていく。
そして話題はセックスレスへ。
田中は伝える。自分には無縁の問題だと。何故なら結婚する気がさらさらないからだと伝えていく。
ここからは田中の怒涛な結婚の価値観を聞くことになっていく立花。
『女が婚姻届に判を押すことは公認の奴隷制度に判を押すようなもんですよ』
自身の恋愛に関する価値観も主張していく田中。20代の女性として冷めきっている彼女の考えに圧倒されていく。
そして尋ねてみる。田中は今まで彼氏がいた事はあるのかと…。
『ありますよ…でも向いてませんでした…浮気して別れました』
自分が他の男に浮気してしまうので恋愛には向いていないと。そして真っ直ぐな目で立花を見つめる田中。冒頭のセリフを彼に伝えていく。
田中の返答を聞かずに話続ける田中。
彼女の主張は一緒にいたい人、セ○クスたい人は違っても良い。つまり浮気も有りであると主張。
立花は考えた事もなかった田中の価値観や恋愛観を黙って聞いていく。
『立花さんは結局どうするんですか…セックスレス』
課長と同じことを言う田中に中身が本当に20代なのか疑う立花。
『確かめてみますか？ちゃんと27歳の身体ですよ』
突然の誘惑に困惑する立花。
もし迷っているなら一度、見方を変えてみましょう。私の見方で見てみましょうと迫っていく田中。
『たかがセ○クスですよ』
あどけない笑顔を見せていく田中であった。ここで前編は終了。後編へ続く。
レス～狩る女～【前編】感想
万人に受け入れられないがしっかりと自分の信念や主張を持つ田中。カッコ良い女性である。
彼女から男女の関係を持ちかけられる事になる立花。乗るのか…それとも断るのか…。サブタイトルの「狩る女」が何を意味するのか…完結巻となる後編を読むのが今から楽しみである。
立花に待っているのは天国か…それとも地獄なのか…。妖艶な一面を持つOL・田中が凄く魅力的な1冊です！興味が出た人は是非！
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