黒澤Rの漫画「金魚妻」ネタバレ・結末！妻達の一線を超えた不倫愛を描く濃厚な作品

数々のヒット漫画を生み出す黒澤R先生の新作漫画が「金魚妻」です。この漫画は1話完結型のエピソードが多い短編集。現在まで2巻が発売されており、各エピソードで夫のいる妻の不倫愛をテーマにした話が多いです。子供に理解できない大人の恋愛、不倫かつエロティックな描写など読み言ってしまう内容盛りだくさんとなっています。

青春恋愛漫画に飽きてきた人は黒澤R先生の漫画「金魚妻」はドンピシャな内容になっているはず。大人にしか味わえない危うい恋愛体験が漫画を通して学ぶことができます。

ちなみに金魚妻はグランドジャンプPREMIUMといった集英社の雑誌に掲載されているようです。私はグランドジャンプPREMIUMは読んだことありません。というか最寄りのコンビニで棚に陣列されているを見たことがないかも（笑）

基本的に金魚妻は電子書籍で購入して読んでいます☆彡ではでは、大人の哀愁とロマン溢れる不倫愛漫画「金魚妻」をレビューしていきます。

漫画「金魚妻」ネタバレ

金魚妻 1巻では4つの短編集が収録。タイトルにもある「金魚妻」の他に「出前妻」「弁当妻」「見舞妻」といったエピソードが収録されています。表題のタイトルは続編が2巻に収録。また他エピソードも寸分違わずクオリティの高い内容となっています。

金魚妻

夫に対して唐突に「金魚飼っていい…？」と聞く24歳の専業主婦：平賀さくらの物語が金魚妻です。どうやらこの夫婦は冷え切った関係のようでさくらの質問に対して夫は非常に冷めた返答をしたりします。

で、さくらは近所の金魚屋へ足を運びます。そこで知り合う店主の優しさに惚れて不倫関係へと発展。さくらはそのまま金魚屋でアルバイトをすることに。家に戻らず金魚屋で暮らすことにもなります。

最後はさくらの夫。
不倫相手と別れて、さくらもいなくなり、寂しくなったのか金魚屋に足を運び。金魚を飼ってみようかなと…なんていい出します。また、さくらの夫は店主に妻が店に来なかったなど探している素振りも見せます。

店主はさくらの夫に嘘をついて今の関係が継続されたまま1巻で金魚妻は幕を閉じていきます。この平賀さくら、金魚屋の店主、さくらの夫といった3人の関係は次巻である「金魚妻2」で続編として掲載されており、結末を向かえますよ☆彡

出前妻

これは単純に出前先の客と不倫関係になってしまうエピソード。主役は蕎麦屋の跡継ぎと結婚して手伝いをしている岡崎杏奈：29歳。この話は切ないです。杏奈の夫は自分の本当の気持ちを押し殺して杏奈と結婚をした模様。

杏奈の夫を好きな女性が現れるのですが最後は意味深な終わり方で幕を閉じていきます。このエピソードもいつか続編が描かれるのかもしれません。出前妻の最初と最後。何を意味しているのか続きが気になってしょうが無いエピソードの一つです。

弁当妻

タワマンに住み、男性は夫しか知らない。そんな純情な保ヶ辺のり子といった女性のエピソード。簡潔に物語の内容を話すと変な性癖を持っている夫が自分を満たすために会社の後輩に妻と大人の行為をしてもらう。

でも、後輩が妻に対して本気になってしまい、のり子もまんざらではなくなってくる。いわゆる寝取り系なのかな。

これは完全にのり子の夫が後輩の器量を測り間違えた形で決着となる。ちなみに続編が第2巻で掲載されている。まぁ簡単に言ってしまえば、のり子の夫は涙目である（笑）

見舞妻

息子の学校の教師をバイクで跳ねてしまうヤンママ：河北真冬のエピソード。怪我をさせてしまった先生を見舞いしている内に不倫関係に陥ってしまう。真冬の夫は転職前でイライラしており、真冬にキツくあたっていたが不倫後は夫婦仲良くなり、何事もなかったかのように結末を迎える形となる。

真冬のちょっとキャピキャピした性格はハマる男性は多いのではないだろうか。

漫画「金魚妻」結末

基本的に各1話完結型の短編集。ただし、表題のタイトルである「金魚妻」と「弁当妻」は続編である「金魚妻2」に続きが掲載されている。各話のストーリーは至ってシンプルながら大人の恋愛を色濃く描いたエピソードが多く満足感も高い漫画。

エロ描写も多少は入っているが絵が綺麗なのも相まって美しい描写になっているのは漫画の魅力です。

身近にありそうなエピソードが多く、女性の方なら各話の妻に感情移入しやすいはず。女性視点の不倫愛をテーマにした漫画ですが男女共に読んで楽しめる内容となっています。興味を持たれた方は是非！